プロフィールこのブログについて:2004年から投資を続けるITエンジニアの資産形成ログプロフィール

株式市場に入ってから20年以上が経ちました。リーマンショック、東日本大震災、コロナショック、円安・インフレ局面。いくつもの荒波を越えて、2026年5月、ようやく総資産1億円に到達しました。

このブログ「ITエンジニアの資産形成ラボ」は、その過程で考えたこと、失敗したこと、仕組み化したことを、できるだけリアルな数字と判断とともに記録する場所です。

華やかな「億り人ストーリー」ではありません。病気で休職した時期もありましたし、個別株に集中して失敗した時期もありました。それでも市場に残り続けられた理由と、今後「守る」段階に入ってからの考え方を、同じように長期投資を続けたい方に届けられればと思っています。

運営者について

1970年代後半生まれの現役ITエンジニアです。匿名での運営のため、実名・勤務先・居住地の詳細は公開していません。

プロフィールの概要は以下の通りです。

  • 職業:現役のITエンジニア
  • 家族構成:独身。母親を扶養しています
  • 投資歴:2004年〜(22年以上)
  • 保有資格:日商簿記2級、FP3級
  • 総資産:2026年5月8日に1億円に到達
  • 年間配当:約130万円(税引後・見込み)
  • 運用スタイル:ETF中心のパッシブ投資

独身・親扶養・賃貸・早期退職を視野に入れているという状況は、世の中のFIREブログの多数派である「家族持ち・持ち家・共働き」とは少し違います。似た条件で資産形成を考えている方にとって、参考になる視点を届けられると思っています。

資産・運用の現状

2026年5月時点の概況です。

項目内容
総資産1億円(2026年5月8日達成)
年間配当約130万円(税引後・見込み)
主要ETFVT / iSTOPIX / VYM
非課税制度NISA(つみたて枠・成長投資枠) / iDeCo
資産管理自作ツール(Next.js / CloudRun / Supabase / GAS)

1億円という数字に到達した後、私の意識は「増やす」から「守る・維持する」へとシフトしています。現在の明確な次の目標は、「分配金(配当)で生活費を100%賄える状態を作ること」です。為替リスクを抑えながら国内資産の比率を高めるなど、自分が働かなくても生活が成り立つ、盤石なキャッシュフローの仕組みを整えることを優先しています。

投資の歩み

2004年〜:迷走のスタート

「これからはネット証券の時代だ」という軽い動機で口座を開設しました。最初は個別株に集中投資し、値動きに一喜一憂する毎日でした。投資方針などなく、情報を聞いては買い、下がっては迷う、典型的な迷走期です。

2008年:リーマンショックの洗礼と簿記2級の取得

資産が半分近くまで減っていく恐怖を味わいました。当時は知識も判断軸もなく、ただ「放置(思考停止)」することでなんとか退場を免れたのが実態です。

ただ、この時期に日商簿記2級を取得したことは転機でした。学習を通じて、家計を「通帳の残高」ではなくBS(貸借対照表)とPL(損益計算書)で捉える視点を得ました。この財務的な見方が、現在の自作資産管理ツールにおける「資産状況(BS)+収支管理(PL)」という設計思想の原点になっています。

2012年〜:仕組み化への転換

「自分に個別株を当てる才能はない」と見切りをつけ、インデックス投資・ETF中心の仕組み化へシフトしました。感情を排除し、計画通りに機械的に続けるためのルールを整備するとともに、ITスキルを活かした資産管理ツールの自作を始めました。

2018年:FP3級取得とお金の全体像の把握

投資だけでなく、家計・年金・保険・税金といった「お金の全体像」を体系的に学ぶため、FP3級を取得しました。これにより、ライフイベントを踏まえた長期計画の解像度が格段に上がりました。単なる投資家としての視点から、自分自身のファイナンシャルプランを設計できる視点を得たことで、2012年から抱いていた計画が「確かな根拠のある見通し」に変わっていきました。

2020年〜:コロナショックと急回復

過去の暴落経験を糧に、パニックにならず淡々と買い増しを継続しました。この時期の判断が、1億円達成への大きなブーストになりました。準備していた生活防衛資金の存在が、精神的な余裕を生んだことも大きかったと感じています。

2024年〜:療養期間と「守り」への意識転換

腕の疾患により休職を経験し、傷病手当金を受けていた時期がありました。この経験は、資産形成の考え方に大きな変化をもたらしました。「増やすこと」だけでなく「健康を失った時でも揺るがない仕組み」こそが重要だと、身をもって理解した時期です。

2026年:1億円達成と次のフェーズへ

2026年5月8日、総資産1億円に到達しました。しかし同時期に健康上の不安を経験したこともあり、現在は「いかに守り、持続可能な生活を作るか」に主眼を置いています。1億円はゴールではなく、次のフェーズの起点です。

このブログで書くこと

資産1億円達成後のリアル

1億円という大台に到達して、何を感じ、何を考えているか。数字だけでなく、精神面での変化も記録していきます。

ETF中心の仕組み化投資

ITエンジニアらしく、手間をかけずに再現性を高める投資手法を紹介します。自作の資産管理ツールの設計思想や、アセットアロケーションの管理方法も含みます。

配当収入130万円の活用

年間130万円(税引後)の配当収入が、生活(月25万円)にどのようなインパクトを与えるか。再投資か生活費充当かという判断も、リアルな数字とともに書きます。

早期退職(FIRE)と生活設計

独身・親扶養という条件での、現実的なリタイアシミュレーションです。一般的なFIREブログとは異なる条件での試算を、なるべく具体的に書いていきます。

療養と資産形成のセーフティネット

働けなくなった時に、資産形成と社会保障がどう自分を助けてくれたか。傷病手当金や生活防衛資金の実体験を記録します。

20年以上の投資経験から見えたこと

リーマンショック、アベノミクス、コロナショック、円安・インフレ局面。それぞれの局面で何を考え、どう動いたかの一次情報を書きます。

メッセージ

このブログは、「億り人になれる方法」を教えるものではありません。

20年以上相場に残り続けてわかった「退屈な正解」と、万が一の事態(病気や休職)があっても揺るがない仕組みの作り方を、同じように長期で資産形成をしたい方に届けたいと考えています。

制度の解説はネットにあふれています。このブログが提供できるのは、特定の条件(独身・親扶養・会社員・ITエンジニア)で実際に22年間投資を続けてきた人間の、生きた記録です。

読者ひとりひとりの状況は違います。それでも、「判断の軸」や「継続できた理由」は、誰かの資産形成のヒントになるかもしれない。そう思いながら、書き続けていきます。