
はじめに
このブログでは毎月「月次資産推移」の記事を公開していますが、実はその下書きの作成にはAI(大規模言語モデル)を積極的に活用しています。ITエンジニアとして、ルーチンワークをどこまでAIに任せられるかの実験も兼ねて、私がどのように月次レポートを生成しているかの裏側を紹介します。
プロンプトによる定型文の生成
月次資産推移の記事は、テンプレート(構成)が固定されています。
- 今月の総資産
- 1億円までの距離
- 前月比・年初来
- アセットアロケーション
- 配当・分配金
- 今月の入出金
- 今月考えたこと
- 来月やること
毎月末、私はSupabaseやGASと連携した自作ツールから上記の各項目に該当する「数値データ」だけを抽出し、あらかじめ作成しておいたAIへの指示書(プロンプト)に貼り付けます。
AIへの指示内容は「以下の実績データをもとに、ブログの読者に向けた月次報告記事の下書きを作成して。口調は淡々と、煽りや断定は避けて、先月との差分から考えられる要因を少し考察して」といったものです。
AIが書いてくれる部分と、人間が書く部分
数秒待つだけで、AIはデータをもとに整った日本語のレポートを出力してくれます。「前月比で米国株が落ち込んでいますが、これは為替が円高に振れた影響が考えられます」といった基本的な分析は、AIが自動で補足してくれます。
しかし、AIの文章をそのままブログに投稿することはありません。私はAIが出力した下書き(骨組み)に対して、以下の「属人的な要素」を後から肉付けしていきます。
なぜAIを使うのか
AIを使う最大の理由は、ブログ更新の「最初の1行を書くハードル」を極限まで下げるためです。
仕事が忙しい月末に、白紙の画面に向かってゼロから数値を拾い上げて文章を構成するのは、想像以上にエネルギーを消費します。AIに「とりあえずの完成形(70点のもの)」を作らせることで、私は自分の感情や考察を上乗せする「編集作業」に専念することができます。
まとめ
資産管理をスプレッドシートで自動化し、さらにその結果のアウトプット(ブログ作成)までAIで半自動化する。
投資においても情報発信においても、「いかに人間の意志の力を節約するか」が継続のコツです。AIは、私の退屈な資産管理のルーチンワークを支えてくれる優秀なアシスタントとして、すっかり定着しています。

