
はじめに
私の資産運用のメインはETFですが、投資信託(インデックスファンド)を全く使っていないわけではありません。資産が1億円に近づく中で、それぞれの制度や特徴に合わせて投資信託とETFを明確に使い分けています。今回はその具体的な使い分けのマイルールを紹介します。
投資信託の役割:非課税口座での「雪だるま式」増殖
投資信託をメインで使っているのは、NISA(つみたて投資枠など)とiDeCoの非課税口座です。
非課税口座の最大のメリットは、利益や配当金に対する税金(約20%)が免除されることです。このメリットを最大限に活かすため、投資信託の中でも「配当金をファンド内で自動再投資するタイプ」を選んでいます。
もし配当金を受け取ってしまうと、非課税枠を消費してしまいます。ファンド内で再投資されれば非課税枠を温存したまま複利効果を得られるため、ここは効率を最優先にして、全世界株式や米国株式のインデックスファンドを毎月自動積立しています。
ETFの役割:NISA成長投資枠と特定口座での「キャッシュフロー」創出
一方、ETFについては、特定口座(課税口座)だけでなく、NISAの「成長投資枠」も積極的に活用しています。
私の投資の目的は、単に資産額を増やすことだけでなく、「今の生活を楽にするキャッシュフロー(配当金)を得ること」です。そのため、分配金が定期的に支払われる国内ETF(iSTOPIXなど)や、米国のインデックス・高配当ETFを保有しています。
NISA成長投資枠は「国内ETF(iSTOPIX)」に特化
以前はNISAの成長投資枠で米国ETF(VTなど)も購入していましたが、現在はすべて国内ETF(iSTOPIX)の購入にあてるようにしています。
理由は、米国ETFの場合、NISA口座であっても米国での10%の課税(源泉徴収)が引かれてしまうためです。特定口座であれば確定申告(外国税額控除)で一部を取り戻すことも可能ですが、全額が還付されるわけではありません。さらに、NISA口座の場合は日本の税金が非課税となるため、そもそも控除する税金がなく、この10%は完全な「払い損」になってしまいます。
総合的に考えて、配当金に対する税金が完全に0%となる国内ETFをNISA成長投資枠で優先的に買うことが、キャッシュフロー創出において最も効率的だと判断しました。
なお、すでにNISA枠で購入したVTについては、米国での10%課税のみで済んでいる(国内の約20%は非課税)というメリットは享受できていますし、売却して枠を再利用するのも時間がかかるため、もったいないのでそのまま保有を続けています。
特定口座との組み合わせ
NISA枠を使い切った後や、米国ETFなどを購入する際は特定口座を利用しています。税金は引かれてしまいますが、入金された配当金で生活費を補うことで、結果として本業の給与に余裕が生まれ、さらなる投資(入金力の向上)につながるというサイクルができています。
使い分けのまとめ
このように目的を分けてシステム化することで、「どれを買うべきか」「いつ売るべきか」と悩む時間をゼロにできています。

