「金利のある世界」復活。生活防衛資金の置き場所とマイルールを再評価する

日本銀行の政策金利が1%に引き上げられました。長年続いた「金利のつかない世界」から、ついに預金にも利息がつく時代が戻ってきました。

私は生活防衛資金として「生活費2年分+買い替え積立50万円」を安全資産(現預金)として確保し、スプレッドシートや自作ツールで厳格に管理しています。

今回は、預金金利が上昇する中で、この生活防衛資金の置き場所やバランスをどう見直しているのかについてまとめます。

政策金利1%で普通預金・定期預金の金利はどう変わったか

政策金利の引き上げに伴い、各銀行は普通預金や定期預金の金利を相次いで引き上げています。私がメインで使っている三井住友銀行と住信SBIネット銀行は、現在どちらも普通預金金利が0.3%と同水準になっています。

以前は「メガバンクはほぼゼロ、ネット銀行の方が有利」という構図でしたが、今は銀行の種別による差が縮まり、主要行でも無視できない利息が得られる時代になりました。

「たかが数千円、数万円の利息」と思うかもしれませんが、リスクなしで確実にもらえるお金です。資産形成において、この無リスクのリターンをどう取りこぼさずに拾うかは重要なポイントだと考えています。

私の「生活防衛資金」マイルールの現在地

私の生活防衛資金のルールは以下の通りです。

  • 金額の目安:「生活費(月25万円)の2年分」+「家電等の買い替え積立50万円」= 約650万円
  • 管理方法:資産全体に対する割合(%)ではなく、月数(24ヶ月分)の絶対額で管理
  • 保管場所:三井住友銀行・住信SBIネット銀行に約半々で振り分け

以前は金利がほぼゼロだったため、口座の振り分けにこだわる理由があまりありませんでした。しかし、金利が上がった今は、どの口座にいくら置くかが少しずつ差になってくると感じています。

ITエンジニア的・口座の役割分担を仕組み化する管理術

私の場合は、Next.jsとSupabaseで構築した自作の資産管理ツールや、Googleスプレッドシートを活用して各口座の残高を可視化しています。どの口座にいくらあるのかを一目で把握できるため、残高の偏りに気づいたときに即座に対応できます。

具体的には、生活防衛資金を以下のように2口座に約半々で振り分けています。

  • 三井住友銀行:給与振込やクレジットカード引き落としの決済口座として利用しつつ、生活防衛資金の約半分を保有。金利は0.3%。
  • 住信SBIネット銀行:もう半分の生活防衛資金をこちらに保有。同じく0.3%で、SBI証券との連携(ハイブリッド預金)も活用している。

両行の金利が同水準になったことで、「どちらに寄せるか」を無理に考える必要がなくなりました。それよりも、2口座に分散することで万が一の際のアクセス経路を複数確保できるという安心感の方が、今は大きいと感じています。

まとめ:無リスク資産も「働かせる」時代へ

金利のない世界では、預金は単なる「資金の置き場」でした。しかし、金利のある世界では、預金も立派な「資産運用のひとつ」になります。

  • 生活防衛資金は、金額(絶対額)でしっかり確保するルールを維持する
  • 三井住友銀行・住信SBIネット銀行ともに0.3%と同水準になり、2口座に約半々で分散して保有している
  • スプレッドシートで口座ごとの残高を可視化し、偏りをすぐ把握できるようにしている

投資によるリターン(配当金など)を追求する一方で、安全資産である預金からも確実な利息を得る。こうした小さな最適化の積み重ねが、長期的な資産形成の土台を強くしていくと考えています。

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